膀胱腫瘍は犬では尿路系で最多の、猫では2番目に多い腫瘍とされ、アクティブな経過をとることが多く、早期に他の尿路疾患との鑑別をして発見する必要があり、また、適切な治療法は腫瘍の種類、局所浸潤と転移の程度によって異なるため、それぞれのプロトコールを知っておく必要があります。

前立腺腫瘍も他の前立腺疾患との鑑別や特徴的な骨転移などのポイントをおさえておくなど、学ぶべき事項がたくさんあります。

今回は上記の攻撃的な腫瘍を持つ動物にたいして可能な限り最善のケアを提供する方法を解説していきます。多くの先生方のご参加をお待ちしています